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 遠隔医療とは通信技術を活用した健康増進、医療、介護に資する行為をいいます。日本の精神医療は、現在、高齢化、医師の偏在、引きこもりなど多くの問題を抱えており、遠隔医療技術によってその多くに対処できる可能性があります。精神科領域は互いの顔を見ながら会話できることで診療の多くが成立するため、ビデオ会議システムやWEB会議システムなどのいわゆるテレビ電話がなじみやすい診療科であると言えます。実際、海外ではテレビ電話を利用した精神科領域における診療が普及し、保険診療として認められている国もありますが、日本ではごく限られた医療機関や産業保健分野で試行的に用いられているのみで、保険診療として確立されていません。 慶應義塾大学のチームでは、このようなTelepsychiatryを理想的な形で普及させ、日本の多くの方を支援するために、ビデオ会議・WEB会議システムや他の媒体を用いた遠隔医療の臨床研究に取り組んでいます。また、日本遠隔医療学会に2015年より精神科分科会を組織し、全国の多くの先生方と連携した研究活動を行っています。さらに2017年1月より日本医療研究開発機構(AMED)の委託研究としてJ-INTEREST(Japanese Initiative for Diagnosis and Treatment Evaluation Research in Telepsychiatry)研究を始動しました。また、このJ-INTREESTでは、様々な専門家に集まっていただき、遠隔医療の質を保ちつつ、多くの先生方が利用できるようにするため、Telepsychiatryのための手引書を策定しています。


日本遠隔医療学会 精神科遠隔医療分科会

日本遠隔医療学会中に2015年に設立。日本に広くTelepsychiatryの導入するために、対面診療との妥当性の検証を実施する研究活動の推進、さらに社会実装を目指した活動を行っております。分科会メンバーは以下。

 

分科会メンバー

岸本 泰士郎  慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 専任講師(分科会代表)

(五十音順)

粟津 和也 デル株式会社
飯干 紀代子 志學館大学 人間関係学部心理臨床学科 教授
内田 直 すなおクリニック 院長
江口 洋子 慶應義塾大学 医学部精神・神経科学教室
小澤 寛樹 長崎大学 医学部精神神経科学教室 教授
落合 孝文 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
来田 誠 新六本木クリニック 院長
佐藤 大介 国立保健医療科学院
清水 栄司 千葉大学医学部附属病院 認知行動療法センター 教授
垂水 沙梨 桜ヶ丘記念病院
成本 迅 京都府立医科大学大学院 医学研究科精神機能病態学 准教授
船木 桂 慶應義塾大学 医学部精神・神経科学教
藤田 卓仙 慶應義塾大学 医学部精神・神経科学教室, 東京大学医学部附属病院 医療品質評価学講座
三村 將 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室 教授
山縣 文 慶應義塾大学 医学部精神・神経科学教室
吉田 和生 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室
吉村 健佑 国立保健医療科学院

 

遠隔精神科医療手引書 策定会議

J-INTERESTのプロジェクトの一環として、遠隔医療の質を保ちつつ、多くの先生方が利用できるようにするため、Telepsychiatryのための手引書を策定しています。以下、手引書策定全体会議の議事録です。

 

第三回全体会議(2017.12.11)

第二回全体会議(2017.10.01)

第一回全体会議(2017.05.11)

ワーキンググループ主要メンバー会議